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2015情報労連統一「復興支援ボランティア」(第3回)参加者の声2015.12.02

2015情報労連統一「復興支援ボランティア」(第3回)が、11月12 ~15日に、福島県南相馬市で行なわれました。データ本部から斎藤 篤彦さん(NDI分会)とデータ本部・椙山諭執行委員が参加し、住宅周辺のがれき撤去、草刈り等の作業を行ないました。参加した 斎藤さんと椙山執行委員の感想を紹介します。

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▲切られた大量の木を回収する参加者



 ◆参加者の声

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▲NDI分会
斎藤 篤彦さん

ボランティアに必要なものは
「困っている人を助けたい」という気持ち

約4年半前の3月11日以降、テレビやインターネットの動画サイトにて多くのショッキングな映像を目の当たりにしました。 友人が過去に住んでいたアパートが丸ごと流されてしまいました。 同じ人間として、いつか何らかの形で役に立ちたいと漠然と考えており、今回このような機会が巡ってきたため喜んで参加させてもらいました。 南相馬市は、津波と放射能汚染の二重の被害にあった、大変な被害をこうむった街の1つです。 現在は居住が許されていませんが2016年4月からの居住を目指し、市のいたるところで除染作業、ゴミ搬出が行なわれていました。 日中は、街を復旧させるために多くの方々が活動しており、日本人として日本人を誇りに思いました。(外国でも同様かと思います) 助け合いを目の当たりにし、とても暖かい気持ちになったのを覚えています。 今回私は福島県南相馬市にて、主に木材撤去作業を行ないました。 初めて参加したボランティア活動で印象に残ったことの1つとして、 ボランティア活動とは、皆が積極的に活動しなければ成り立たないものでした。 木材撤去といっても、作業場所は当日割り振られるため、事前に細かな役割分担などは決めておくことはできません。 当日現地にレンタカーで向かい、木材を切る人、運ぶ人、袋につめる人等々の役割が発生します。 さらに、作業を進めるにつれ状況は刻々と変わっていくため、個々が流動的に役割を変えていきます。 会社での新入社員の仕事のように、待っていれば降ってきて、手順書もあるようなものではないということです。 しかし、わざわざ南相馬市までボランティアに来ている情報労連の方々のモチベーションが極めて高く、すばらしいチームワークが実現でき、極めて効率的な作業が行なえ、微力ながら南相馬市の方々の力になれたという達成感がありました。 と同時に、ボランティア経験のない自分が無事に役に立てて安心もしました。。 「ボランティアに必要なものは、困っている人を助けたいという気持ちだけ」 ちょっと大げさですが、こう思いました。 最終日に皆で南相馬市の奇跡の一本松を見に行きました。 この松は希望の象徴のように報じられていますが、私には原爆ドームと同じように絶望の象徴にしか見えなくなりました。 絶対に忘れてはいけないため、原爆ドームと同様、奇跡の一本松も残して欲しいと思いました。 暗い締めくくりとなりましたが、これが東日本大震災だと思いました。


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▲データ本部
椙山諭執行委員

現地に行って感じた
マスコミとのギャップ

今回、参加前に、最近あまりマスコミで、 福島の状況が取り上げられなくなっていて、 復興はだいぶ進んでいるのだと思っていました。 しかし、現地で実際の現場を見てみると、 まだ手つかずの場所がありました。震災の記憶は、風化させてはいけません。このような実情を周りの人たちと共有し、多くの人たちに活動を体験してほしいと思いました。

 




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